お見合いのマナー＆ルール【男性編】

服 装【男性編】

お見合いでは基本的にスーツがマナーです。季節を問わずスーツを着て行くようにしましょう。
ジャケットにシャツというスタイルでも構いませんが、やはりスーツのほうがきちんとした印象に見え、お相手からも好印象です。特に男性のポイントは清潔感です。スーツがヨレていたり、ワイシャツがシワになっているのは清潔感が伝わらずいい印象を与えないので気をつけましょう。

清潔感がありお見合いの場にふさわしい服装をしているかどうかが、大切なポイントです。

そして、見落としがちになりやすいのが、足元です。靴のかかとがすり切れたりした靴ではなくきちんとした靴を履いていきましょう。髭や爪、髪の毛に寝癖がついてないかなど身だしなみをチェックしてから出かけましょう。

待ち合わせ【男性編】

①男性は約束の20～30分前に到着するのがマナー
男性は女性よりも早くお見合い会場へ到着しているのがマナーです。
お見合いはホテルのラウンジで行われることが多いですが、その際に席が埋まっていて座れない可能性もあります。
約束の時間より早く到着することであらかじめ席を予約しておけば、席を確保しておくこともできますし、座れないようであれば仲人と相談して周辺にある他のお店を探しておくこともできます。

②声掛けは男性からするのがお見合いのマナー
男性はお相手の女性を見つけたら、自分から感じよく声をかけるのがマナーです。お相手を見つけたら「○○さんですか？」と声を掛けましょう。そして挨拶はハッキリと爽やかに「今日はありがとうございます。○○です。宜しくお願い致します。」と挨拶しましょう。
顔合わせの時の挨拶が気持ちよくできるとその後の会話にも入りやすくなります。また、お見合いを申し込んだ、申し込まれた、に関わらず「今日は時間を作っていただきありがとうございます」という意味も込めて最初にお礼を添えてみましょう。

③席への移動の際は男性がエスコートする
挨拶が終わったら席へ移動することになりますが、その際は男性が女性をエスコートしましょう。
行き先を告げずにスタスタ歩き出すと、女性は「どこへ行くんだろう？」と不安になってしまいますから、「〇〇のラウンジで席を取ってありますから、ご案内します」と行き先を告げて案内するのがマナーです。

「今日は暑いですね」「ここまで来るのに迷いませんでしたか？」など席に着くまで当たり障りのない会話をしてみると親近感がわきやすく、席についてから話しやすくなります。
席まで来たら、男性は女性を奥側の席に案内するのもマナーです。

お見合いでの会話【男性編】

①共感を大事にする
お相手の会話や意見は共感しましょう。お相手が話したことに対して相槌を打ち、「そうなんですね」「わかります」「なるほど」「私もそう思います」など共感を示す言葉を述べましょう。「違うと思います」「でも・・」「いや、それは・・」など否定的な事を言うようなことはしてはいけません。
お見合いに限らず、聞き上手は話上手とよく言われます。まずはお相手に共感することから始めましょう。

②自分のことばかり話さない
会話はキャッチボールが基本です。自分のことばかり話さずお相手の話を多く聞くこともマナーです。緊張しているとつい焦ってしまい自分の事ばかり話していたり、何を伝えたいのか分からなくなってしまう人もいます。基本は質問されたら答えて、質問し返してみる、といった会話のキャッチボールができるように落ち着いて話してみましょう。相手のテンポに合わせて会話を進めるようにしましょう。

お支払い【男性編】

お見合いの際のお茶代については、男性が支払うのがマナー・ルールです。
お会計をスマートに済ませるためには、お見合い終了間際に女性が化粧室へ席を立ったら、その間に済ませておくのがコツです。男性は割り勘を求める、自分の分だけ支払ってさっさと店を出るといったことはマナー違反になるので注意が必要です。
仲人が同席している場合、仲人の分の支払いも男性がするようにしましょう。